現在通っている子たちの実例紹介
活動の前や合間に動き回って、話もあまり入らず、考えずに物を投げたりする子でしたが
現在はこちらの目を見て、座って話を聞くことができ、その姿勢も背筋が伸びています。
ボールを投げていいときは先を見る、狙うことができしっかりと目を使えるようになって
います。目を使えることによって、周りへの「気づき」「伝える」ことが増えました。そしてそれは学習面にも生かされています。
文字を見る、見たものを書くことを集中してできるので、机に向かう姿勢や鉛筆の持ち方が
自然と良くなっていきます。これらができることによって、自分に自信が持てるようになっ
ていき、活動を積極的に行ったり、学校で様々なことに立候補したり、以前より明らかに
変化を感じます。
まだ半年でこちらが驚くほどの成長をしてくれるK君。
これからがさらに楽しみです。
※追記
中学校への進学で、通常学級でも問題ないと言われるほど成長してくれました!
自分の番が待てない、周りを気にせず自分の意見を優先するなど、気持ちのコントロール
が難しく、集団になかなかなじめない様子が続き、動くときに全身が一緒に動き、力が常
に入っていて、疲れやすく思ったように動けない子でした。
最近では、学校で友達の順番を待つ、話を聞いて理解してから取り組むことが増え、先生
からも褒められることが増えてきたようです。
運動面でも、体をひねったり大きく手足を伸ばしたり、思うように動かせるようになって
きたり、「力を抜く」という意識がつき始めています。
ほめられることが増えた、自分の思い通りに体を動かせることで自分に自信がつき、
さらに成長していっています。
これからも本人に合わせた活動を続け、成長を促していきます。
思ったことが口に出てしまう、家でくつろぐとき変な姿勢をとってしまう。
癇癪が出ること
があり、気持ちの切り替えが難しい。全身の筋が育っておらず、体がふにゃふにゃしている。
などありましたが半年以上通って、癇癪や口をついて言葉が出ることが少なくなってきた。
また、筋が育ってきたことで家では座ってくつろげる、体のふにゃふにゃ具合も減り
自信がついてきた。など成長が見られています。
本人もすごくうれしそうで、見ていて楽しく元気をもらえます。
利用当初は、足をひきずるような歩き方で足裏の反射も残っていて、
よく転びあざがあちこちできていました。活動時も落ち着きがなく、
要求がとおらないとかんしゃくを起こしていました。言葉の数も少なく、数の理解も難しいでした。
利用をして1年。今では足をしっかりと上げて歩き、つまずきや転ぶことが減り、また、職員の話も
落ち着いて聞くことができるようになりました。要求がとおりらなくても受け入れられることが多くなり、
言葉の数も増え、いろんなことに興味を持てるようになりました。幼稚園でもお友達とのやりとりを
楽しんでいます。
早い時期からの療育が成長に大きな影響を与えるのだと実感できます。
利用当初は家族以外との関わりがあまりなく表情も声もでないSくんでした。
通所を重ねる中で職員とのやりとりがスムーズにできるようになり、表情も声も出るようになりました。
学校での試験を受けるために学校に行くことができるようになり、職員に対してはちょっかいを出すまでになりました。
手先が器用で、時には職員を手伝ってくれます。
自分に自信を持てるようになり少しずつ成長するSくん。
今後が楽しみです。
利用者様からの声
保護者から
- 困り感が強かったが、落ち着いてきている。学校とも連携し情報共有している。
- その子に合わせて好きなことをしながら、苦手なことにも挑戦させる。
- 成功体験を積ませてくれて、本人も楽しみながら体を動かせている。
- 一対一で話すことで、話や指示を聞き入れやすくなってきている。
- 通ってみて体の使い方など、気づかされることがあった。
- 学校でも周りが見れるようになってきたり集団に慣れてきたり、変化が見られてきた。
- 今まで何か所か通っていたが、初めて
指摘される部分があった。 - 少しずつ、落ち着きや切り替えができるようになってきた。
- いろいろなことを相談して、一緒に成長していきたい。
子どもたちから
- たくさん体を動かせて楽しい。
- いろんな道具を使えていろんなこと
ができる。 - いろんなおもしろい活動を
考えてくれている。 - 楽しい時間を過ごせる。
などなど、多くのご意見を頂きました。
ご協力いただいた保護者様並びにお子様方、本当にありがとうございます。